小学校の頃からサッカー少年で、悪魔の左足を持つロベカルをGODと敬愛していた僕が、
いかにしてトレイルランニングやマラソンなどにハマっていくことになったのか、
そんな話をしたいと思います。
トレラン・ランニング専門店店長を5年ほどしている中で、
「どうにかしたいなぁ」
と思っていた話が、
「マラソンをやっていて、もうタイムを狙うのはしんどいし、
トレランやってみたいけど、どうやって始めたらいいの?
何から装備は揃えていったらいいの?」
という質問が来ることです。
装備については別のブログで話をするとして、
僕がトレランを始めたきっかけは、
【今働いている社長に誘われた】
からです。
元々トレランしている知り合いに誘われて、
というきっかけはトレラン始めたきっかけTOP3に入るくらい多いですね。笑
じゃあ、後の2つはというと、
①初心者向けのトレランイベントに参加した
②登山してたらいつの間にか軽装で山走ってた
です。
今の会社の社長に誘われてトレランを始めたと言いましたが、
その頃の僕はまだその社長とは一緒に働いてはおらず、
フェイスブックでお友だちだっただけです。
フットサル命だった僕は、
社長からトレランを誘われて、
「とりあえず体力付きそうやし、山おもろそう。」
という超軽い気持ちで、トレランに行きました。
格好は今でも覚えています。
ナイキフリーという超屈曲して、かなり薄めでアウトソールつるつるのランニングシューズ、
フットサルの服装上下に、めちゃくちゃでかい(約30L)フットサルブランドのエナメル質のバックパック。(エナメルっぽいからめっちゃ重い。笑)
それで、当時住んでいた兵庫県丹波市の山を2回ほど走りました。
(氷ノ山と向山連山だったかな?共に10キロも走ってないと思います。)
「よし、トレラン慣れてきたし、次は六甲縦走行こか!」
「(よくわからんけど、地元の神戸走れるんは面白そう)良いですね~!」
とよくわからんまま六甲縦走行って、死ぬかと思いながら13~14時間くらいかかって(もっとかかってたかも)、
45km累積標高3000mくらいを走って、2週間くらい筋肉痛引きづりました。。。
そして、その翌年には、熊野古道の小辺路、72km累積標高4000mオーバーくらいをこれまた14~16時間くらいかかって走ってました。
この六甲縦走から小辺路走破までの間トレランは3~5回ほどしたかな?というくらいで基本的には週1のフットサルが命だったのには変わりなく、
走力なさ過ぎて、小辺路の最後(確か果無峠という山)の山の下りで、
筋肉痛過ぎて、足に力が入らず滑落しました。
幸い、つづら折れの下りだったので、1~2mくらい下の道に転がり落ちて、
奇跡の無傷だったのですが、
この経験からもあまりむちゃくちゃにトレランに行くのはいけないよとお店でよく言ってました。。。
じゃあどうして始めたら良いのか。
端的に始めやすいのは、
①初心者向けトレランイベントに参加してみる
ですね。
ナビゲーターの方がいて、安心、安全にコースを案内してくれて、
ちょっとした登りや下りのコツを教えてもらえたりします。
そして、次にオススメなのは
②知り合いに連れていってもらう
です。
誰かに連れていってもらえると、
最初はペースも合わせてもらえますし、知り合いなので遅くても気が楽です。
あとこれはトレイルランナーあるあるなんですが、
まだまだ競技人口が少ないので、
1人でもトレラン仲間を増やしたいと思ってるトレイルランナーの方が多く、
「連れていってほしい!」
とお願いされたら、かなり嬉しくてめっちゃ丁寧にコース案内してる確率が高いです。笑
そして、最後は、
③とにかく近場の小さい山で良いので、1人で行ってみる
です。
お店では、どうしても知人にトレランやってなくて、
走力も自信がない、というお客様がいて、そういう方にはこれを勧めていました。
そしてその時に、言っていたことは下記の3点です。
- ジオグラフィカとヤマレコ(orYAMAP)をDLしてアプリを使えるようにすること。
(低山ほど遭難のリスクが高いので、事前に地図アプリを使えるようになること。) - わざわざトレランシューズは買わなくていい。
(1回一人で行ったら、ハマるかもう嫌になるか分かれるから、ハマったら買えばいい。) - 水と食べ物、簡単な救急セットは持っていくこと。
(山の中にコンビニはないので、最初はどんなリュックでもいいから、多めに水と食べ物を持って、簡単な救急セットを持っていくこと。)
その他わからないことがあれば、
いつでも何でもお店に聞きに来てください!
と言っていました。
これで、ハマって、うちのお店の講習会に来てくれたり、
お店の常連さんになってくれた方も多く嬉しい思い出になっています。
トレイルランニングってなかなか始めるにはハードルが高そうですが、
ポイントをしっかり押さえて事前の準備がしっかりできるようになってくると、
楽しく安全に楽しめるスポーツです。
自然の中ですごく気持ちよく楽しめるスポーツですが、
自然を相手にするので不可抗力によるものが起こったりもします。
突発的な捻挫や、蜂などにさされたり等々。。。
でも、そういうことも少しずつ経験していきながら、
経験値が溜まってきて準備がより入念にできて、
未然にトラブルを防げるようになったり、トラブルに冷静に対処出来て大事に至らなくなったりします。
そして何よりも、
トレイルランニングを始めるにあたって、
全然始め方やハマっていった先の楽しみ方などが体系的に分かりやすくまとまっている情報がないのが問題だな~と思い、
少しずつですが分かりやすく、
そして今すぐにでも始めたくなるようなブログにしていけたらと思っております。
こんなことをまとめて欲しいなどありましたらコメントなどいただけると、
出来る限りブログにして分かりやすくお伝えできればと思います。